有料老人ホームの適正な選択方法とは?【1/2】
- nicesenior001
- 2月1日
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更新日:3 時間前
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有料老人ホーム 主に(介護・住宅・自立)型がある?
有料老人ホームは主に「介護型」「住宅型」「自立型」の三つに分かれています。
◆それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
1. 介護型有料老人ホーム:
・24時間体制で介護サービスが提供されます。 ・日常生活のサポートや医療ケアが必要な方に適しています。
2. 住宅型有料老人ホーム:
・ 基本的な生活支援サービスが提供されますが、介護サービスは外部の介護事業者と契約して利用します。
・比較的自立している方や、必要な時に介護サービスを利用したい方に向いています。
3. 自立型有料老人ホーム:
・自立した生活を送ることができる高齢者向けの施設です。
・生活支援サービスは最小限で、自由度の高い生活が可能です。 また、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」も選択肢の一つです。これは、高齢者向けの賃貸住宅で、生活支援や介護サービスが提供されることが特徴です。
※それぞれの施設には異なる特徴があり個々の生活スタイルやニーズに合わせて選ぶことが重要です。どのタイプが最も適しているか、具体的なニーズや希望を考慮して検討してみてください。
◆有料老人ホームにはいろいろなタイプがある!
□国の基準がある「特定施設」の対象となる施設は?
●特定施設の主なタイプは3種類ですが…特定以外の施設!
① 有料老人ホーム② 軽費老人ホーム(ケアハウス) ③ 養護老人ホームの3タイプです。
「サービス付き高齢者向け住宅」についても、「有料老人ホーム」に該当するものは特定施設となります。
特定施設入居者生活介護の指定を受ける特定施設を「介護付きホーム」といいます。
特定施設の高齢者向け住まいのタイプと内容ですが?
下記の比較資料が参考になります。必要な介護サービスの用途で選択する必要があります。

(出典:厚労省)
◆特定施設入居者生活介護とは?
□特定施設に入居している要介護者を対象として行われる内容!
日常生活上の世話、機能訓練、療養上の世話のことであり、 このサービスが介護保険の対象となり介護サービスが包括的になっています。
●特定施設の経営形態は?
使用権利を購入する、『利用権』形式になっています。
□特定施設には必要な設備がある
●施設の設備内容で重要ことは6つ!
介護居室は、原則個室・プライバシーの保護に配慮、介護を行える適当な広さ・地階に設けない等が必要です。
一時介護室は、介護を行うために適当な広さが必要です。
浴室は、身体の不自由な者が入浴するのに適したものが必要です。
便所は、居室のある階ごとに設置し、非常用設備を備えることが必要です。
食堂と機能訓練室は、機能を十分に発揮し得る適当な広さが必要です。
施設全体は、利用者が車椅子で円滑に移動することが可能な空間と構造が必要です。
□介護付き有料老人ホームを調べてみると?
●要介護者のみを対象とする介護専用型の施設がある! 介護サービスがついた高齢者向け居住施設。 要介護者を受け入れて施設内のスタッフが介護をします。
●サービス品質に影響を与える人員基準がある!
看護職員と介護職員の合計が、 要介護者3人に対して1人以上、要支援者10人に対して1人以上 、看護職員が利用者30人までは1人以上、30人~50人までは2人以上、51人以上は50人ごとに1人以上です。
●介護相談ができる、生活相談員が利用者100人に1人以上必要!
機能訓練指導員が1人以上、ケアマネジャーが利用者100人に1人以上、 外部サービス利用型は、介護職員が10人に対して1人以上、 生活相談員が利用者100人に1人以上、ケアマネジャーが利用者が100人に1人以上、施設管理者が常勤しています。
●重要な設備基準がある!
一時介護室、浴室、便所、食堂、機能訓練室、の整備、居室が原則個室(夫婦利用の場合は2人部屋) 居室お床面積は1人当たり13㎡以上が必要です。
●大切な運営基準!
内部サービスを利用する特定施設は適切な介護計画の作成、利用者管理台帳、運用規定の決定と利用者への説明、 勤務体制の整備、利用者の同意を得た上でのサービス提供、連携協力医療機関の決定が必要です。
●一般的な介護付き有料老人ホームの平均費用ですが?
平均の月額費用は、約22.7万円であるが、利用料別に見ると、比較的利用額の低い施設から高級タイプまで幅広く、 厚生年金のモデル年金額以下の施設も一定割合存在するところです。
□介護付き有料老人ホームの平均費用の参考ですが?

(出典:厚労省)
□タイプ別に考えると要介護者と健常者を対象とする混合型タイプもあます!
●タイプ別に施設があります?
介護などのサービスが付いた高齢者向け居住施設で要介護者と健常者を受け入れて主に施設内のスタッフが対応をします。
外部事業者による介護サービスを利用する外部サービス利用型は、生活支援などのサービスが付いた高齢者向け居住施設です。
介護が必要なった場合は外部事業者によるサービスを利用するところもあります。
●有料老人ホームをもう少し整理してみると?
特定施設入居者生活介護の指定を受けた「介護付き有料老人ホーム」と指定を受けない「住宅型有料老人ホーム」があります。
介護付き有料老人ホームは、介護保険サービスをホームが直接提供し、包括報酬で支払われます。
住宅型有料老人ホームは、入居者が介護保険サービス利用する際、別途外部の介護サービス事業所と個別に契約・利用し、介護報酬はサービス利用量に応じて各事業所に支払われます。
●住宅型有料老人ホーム内容ですが?
生活支援などのサービスが付いた高齢者向け居住施設。 介護が必要になって場合は外部事業者によるサービスを利用して住み続けることが可能な有料老人ホームです。
高齢者の自宅以外での住まいである 「有料老人ホーム」を比較すると!
(厚労省資料を参考)
●各ホーム内容(概要)を理解して? 各自の「症状」なり「条件」にあった施設を選択をしなければなりません。 その為には、事前に十分な情報を入手する必要があります。入居して後悔しないために?
●下記に参考資料(厚労省)として? 選択するのを分かりやすくするために、 介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅の比較表を添付しました。
□【有料老人ホームの3タイプの比較表】

(出典:厚労省)
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