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職場で話し合いの場を定期的に実施が必要!【9-8】

  • 執筆者の写真: nicesenior001
    nicesenior001
  • 2024年11月23日
  • 読了時間: 5分

更新日:4月28日

ハラスメント研修の定期化が必要です!

ハラスメント研修の定期化は、職場環境の改善と従業員の意識向上に非常に効果的です。


◆効果的な研修を実施しましょう。

 1. 定期的な研修の重要性

ハラスメントに対する意識は、一度の研修では定着しません。定期的に研修を行うことで、従業員の理解を深め、ハラスメントを未然に防ぐことができます。

  2. 研修の対象者

全従業員が対象ですが、特に責任者や管理者向けの研修は重要です。彼らがハラスメントの防止策を理解し、実践することで、職場全体の風土が改善されます。

 3. 研修内容の工夫

研修内容は、具体的な事例を交えながら、ハラスメントの定義や防止策を詳しく説明することが効果的です。また、ロールプレイやディスカッションを取り入れることで、実践的なスキルを身につけることができます。

 4. 継続的なフォローアップ

研修後も定期的にフォローアップを行い、従業員の意識を維持することが重要です。アンケートやフィードバックを活用して、研修の効果を測定し、必要に応じて内容を見直すことも大切です。

 5. オンライン研修の活用

全従業員が一堂に会することが難しい場合、オンライン研修やeラーニングを活用することも有効です。これにより、リモートワーク中でも研修を受けることができます。


※ハラスメント研修を定期的に実施することで、職場の風土を改善し、全従業員が安心して働ける環境を作りましょう。


◆職場でのハラスメントに関する話し合いの場の設置が必要!

□定期的な開催が必要!

  1. 研修の一環として、ハラスメントに関する話し合いの場を職場内研修の一環として、職場内に設置し、定期的に開催することが必要です。

  2. 話し合いの場では、議論をした上で、ハラスメントは許されない行為であり、職員が我慢するべきものではないこと共有化することが必要です。

  3. ハラスメントを受けたらすぐに報告・相談できる職場の雰囲気をつくることが重要であることを、みんなで確認していくことが重要です。


□議論のポイント】としては?

  1. 介護現場におけるハラスメントとして、何が起こっているのか、共有すること…

  2. 利用者や家族等によるハラスメントをどの様に捉えるのか、意見交換をすること…


●職員のハラスメントの状況把握のために取り組みべき内容は?

 ハラスメントの有無やその影響を把握するため、例えば、職員を対象にアンケートやストレスチェックなどを行うことも考えられます。


□職員自らによるハラスメントの未然防止への点検等の機会提供の課題ですが?

  1. ハラスメントの未然防止には、職員一人ひとりが、利用者・家族等に対し、基本的家族等に対して、対応をしっかりと行っていくことが重要です。

  2. 研修等を行う一方で、職員が自ら点検し、また、振り返りができるように、定期的な機会を提供することも重要です。

●ハラスメント予防や対応のための参考としての厚生労働省のマニュアルがある!

  1. 「ハラスメント予防や対応のための職員のチェック項目」を示しています。

  2. 職員が、自身の行動等を点検あるいは振り返るための機会として、こうした資料を職員に配布し、併せて管理者としての対応を改めて点検する方法です。


◆管理者等向け研修の実施、充実が求められている!

□管理者等を対象としたハラスメントに関する研修を 実施することが強く求められる。

●管理者等向け研修が必要!

職員に対する未然防止のための指導内容やハラスメントが発生した場合向け研修が必要です。


●ハラスメントを受けた職員への難しい対応ですが?

  1. 利用者場合の対応、利用者・家族等の事前の情報収集の必要性、疾病による影響などに関する専門的な知識が必要です。

  2. 疾病による影響などに関する専門的な知識の習得なども考えられます。

  3. 関係団体、自治体等が実施するハラスメント防止に向けた研修参加が必要です。


●法人(訪問看護等)に関して求められていることは?

  1. 暴力や暴言の原因が、疾患が原因で生じている行為かどうかを適切に判断することが必要になります。

  2. 例えば、認知症の人への対応の仕方や、疾患による暴力、暴言の可能性について、カンファレンスを行うなどが必要になります。


◆関係者との連携に向けて取り組むべきことがある!

□行政や他職種・関係機関との連携(情報共有や対策の検討機会の確保)内容ですが?

  1. ハラスメントを繰り返す利用者や家族等に対し、特定の事業者のみがその影響を過度に受けることては望ましいことではありません。

  2. 日頃から、関係者「行政(保健所含む)や地域包括支援センター、医師、介護支援専門員、他のサービス提供事業者など)と連携し、ハラスメントを繰り返す利用者・家族等に対応できる体制を早期に築いておくことが重要です。

  3. そのために、他職種・関係機関との協力関係を、常日頃から構築していくことが考えられます。


□利用者や家族等からの情報について、求められていることは?

  1. 個人情報の取扱いに留意しつつ、ハラスメントを繰り返すこと等の情報は、正当な理由の範囲で共有することが必要です。

  2. 一方、ハラスメントが発生した世帯が複合的な課題を抱えている場合には、その状況や課題を行政等に連絡することも必要です。

  3. その上で、利用者・家族等にどのように対応・支援を進めていくのか、関係機関が連携して共通理解と方針を検討し、対応することが大切です。


□ハラスメントにより対応が困難な事例ですが?

地域ケア可能な場合には、ハラスメントにより対応が困難な事例などについては?

 地域ケア会議等でケースワークとして取り上げるように働きかけ、状況を共有していくことも会議等でケースワークとして取り上げることも大切と思います。


□用語説明

・ケースワーク:困難な課題、問題をもった対象者が主体的に生活できるように支援、援助していく個人や家族といった個別に対するソーシャルワーク(社会福祉援助技術)のことです。


◆次回は、「介護現場でのハラスメントで最後に言いたいことは!」 【9-9】


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